『楊令伝』を読んで勉強になったなあと思ったのは、これは小説の面白さとはまた別の話ではあるが、中国大陸の、いわゆる北方、中原からすれば異民族と言われる辺りだが、その国の歴史が結構、変化に富んでいて面白いということである。
『楊令伝』を読まなければ、完顔阿骨打(わんやんあくだ)くらいは歴史で習っているが、それ以外のダラン、しょうけいざい、ウジュ、オベン、ネメドなどは名前すら知らないまま終わったと思う。漫画などを読んでもそうだが、それで人物像というものがある程度描けると、歴史の難しい本を読んでも割と記憶に定着しやすい。
決算仕事のダメージはかなり回復された。作曲を徐々に進めている。作曲自体は割と機械的にして、演奏で感情を込める、という方針で今のところやるつもりである。機械的と言っても一概には言えないけれども
作曲していると欲というのがあって、全体像を顧みずに、自分の行きたい方向にどんどん進めて行くと、結局曲が未完のまま終わるということが多いような気がして。まずは、一曲にしてしまわないと人前で演奏出来ないのでそっちのほうに重点を置くべきであると考えている。