確か、前の『ヘリオセントリック占星術』ではハウス割の起点は水星の位置だと書いていたような記憶がある。その本が今ないので確認出来ないが、今回の『三次元占星術』ではハウス割の起点は地球の位置となっているようである。
まずヘリオセントリックのチャートはアストロコムで出せる。そこに、ハウス割を書き込む。また、もし人体になぞらえるとしたら正面がどこかを決めなければならないと思うのだが、そのことは特に本には書いていないようだ。
兎も角その正面はどこにするか。取り敢えずのところ、地球の位置を正面と考えてみよう。そのように考えて手を加えたのが下図である。
*個人性が右側であることを考えると、正面は逆という考え方もありかも
チャートが私のものであることは言うまでもない。
人体というのか存在というのか、それを球体と考えるという意味ではこれは「上から見た図」ということになるだろう。
そして、前から見た図としては、概念的には下図のようになるだろうと思う。
「正面」云々は本には書いていないようだが、「正面」を規定すればこの図の中に恒星を配置することは可能だと思う。本の中では上下位置をグループとして分けて恒星を分類している。左右のことは書いていないようだ。
ひとまずはそれで十分ということだろうか。
恒星についてはこれから考えてみよう。
中心の上下円が正方形からはみ出しているのは、サハスララとムラダーラは上下の次元と半々になっているということだろう。ゆえに6等分なのに、七つだということになる。