2日前だけは体調が悪かったが翌日には回復し、ビールなど飲んでいたが。ふとした時に急に頭痛になったりする。またその頭痛はすぐに引っ込むのだが。例の鳥肌法を使用すると、大抵この程度の頭痛は抜けてしまう。
思うに、細いエネルギー経路が太くなる時に痛みが出るのではなかろうかと思った。あくまで比喩的な表現だがいわゆる邪気のようなものは粒子?が大きいらしく、それが通ろうとする際に痛みを発するのではないか。
それは悪いこととばかりは言えないのかもしれない。例えば以前読んだ本に、『驚異の超気功師・王力平』というのがあって、私はこれをなぜか古本で購入したのだが、その中に金丹の使用についてのレポートがある。
いわゆる金属が永遠であって、その金属で作った丹薬を飲むと不老不死になるという観念からそれを飲んでいた高位高官が居たという話があるが、本来はそんなものが嘘であることはまともな人間なら分かるはずである。また、経験上からもそうだろう。
上記本による使用法は、つまり脈を太くするためにこの丹薬を使うのである。うまく行けば、金が身体の表面に浮き出る。そうしたら成功であって、失敗すれば死の危険があるのは、どうやら分かって使っていたようだ。だから慎重に使用した。大体このようなことが書いていたと思うが詳細は本を参照して欲しい。
それと似たような意味が、この邪気にもあるのかもしれないと考えたのである。
松果体への集中というが、集中という言葉も微妙で、変に力を入れてしまうと覿面に調子が悪くなる。これはどうやらやり方が間違っている。集中ということは、集中しないのである。全体の空間の中心が松果体であるような空間の把握の仕方、といえば今やっていることに近い。
いずれにしろ手足の開発を経て今、頭部に着手していて、これから紆余曲折があることが予想される。