ウィキによれば
聖ペテロ修道教会。戴冠式などの王室行事が執り行われ、内部の壁と床には歴代の王や女王、政治家などが多数埋葬されている。墓地としては既に満杯状態で、新たに埋葬するスペースはもはやなくなっている。
壁に埋葬とはどういう意味だろうか、というと、例えばポーの『黒猫』という小説があり、もう随分昔に読んだので筋は忘れてしまったが、誰かを殺したのを壁に塗り込めて安穏安穏とやっていたものが、猫までも一緒に塗り込めてしまったので、鳴き声が聞こえてバレたという話で、
壁を壊したら腐りかけの死体が出て来たという話があるのだが、まさか、寺院でそういうことも考えにくい。
棺桶にいれても何も処置をしなければ腐敗するだろう。地面に埋めたのなら腐っても別に問題なかろうがいくら棺桶のなかでも、壁の中の棺桶で腐敗されても具合が悪い。
そんなに深く追求していないがその辺についてネットで書かれているのはないようだ。棺桶にいれて、同時に腐敗しないような措置を施しているとしたらどうか。棺桶のなかに乾燥剤をいっぱい詰めてミイラになるようにしておけば、腐敗せずに済むのかもしれない。
実際のところは分からないがそういう可能性を考えた。
死に対してどのように考えるかということは結局どのように考えるのかということに終始して実際のところが分からないから私には特に述べるところがない。今のところ、肉体は腐敗して土に帰る。それは間違いがないだろう。そして死なない肉体はいない。