「天国に至るには地獄に至る道を熟知すること」なる諺があるらしいが、地獄に至る道は本当は皆体験して知っているはずであるのに、性懲りもなくというのか、分析が足りないのか、再び三度と地獄に至る道を歩むのである。
いわば、○○中毒というのは、良くないのにやめられないという状態であって、これは地獄に至ることを知っているにもかかわらずその方向に進んでいることを示している。これは病的な状態ということが出来るがそこまで顕在化しなくても同様の事例が多いということだろう。私はこのように考えている。
遠くに天神橋を望む